エアライン, ボーイング, 機体 — 2013年5月2日 14:41 JST

JAL、成田でも787試験飛行 異常なし

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 日本航空(JAL、9201)は5月2日、改良型バッテリーを搭載したボーイング787型機による試験飛行を第1回目となった朝の羽田に続き、昼前から成田でも行った。成田発4151便(登録番号JA822J)は午前11時3分に出発し、約1時間半ほど試験飛行を行い午後1時2分に成田へ到着した。JALによると、バッテリーシステムに異常はなかったという。

試験飛行で成田空港を離陸するJALの787=5月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同便は午前11時3分に出発し、同35分にA滑走路(16R)から離陸後南下。八丈島付近で旋回し、午後0時56分にB滑走路(16L)へ着陸し、午後1時2分に成田へ戻った。

 同機の改修作業は4月30日に完了。同便にはJALの大西賢会長や技術者らが搭乗し、機体の状況を確認した。羽田で行った試験飛行には、植木義晴社長が搭乗した。

 JALは787を7機保有。ボストンでトラブルが発生した機体(JA829J)を含む3機の改修作業が30日までに終わり、現在2機(JA827J、JA828J)に対して作業を行っている。5月中に全機の改修を終え、6月1日から定期便を再開する見通し。

試験飛行で成田空港を離陸したJALの787=5月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

試験飛行を終えて成田に駐機中のJALの787=5月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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