エアバス, エアライン, 機体 — 2018年4月27日 13:04 JST

エアバス、ANAのA380尾翼取付 最終組立進む

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 エアバスは日本時間4月27日、ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が、2019年春をめどに成田-ホノルル線へ投入する総2階建ての超大型機A380について、垂直尾翼の取り付けを終えたと、同社のFacebookに投稿した。

垂直尾翼が取り付けられたANA向けA380=PHOTO: A. Doumenjou, master films/Airbus

異なる配色でデザインするANAのA380(イメージ、同社提供)

 ANAHDは、A380の新造機を3機発注済み。「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」と名付け、全機が特別塗装となる。

 3機はそれぞれウミガメをモチーフにデザイン。ハワイの空と海、夕陽をイメージしたデザインとし、青(ANAブルー)と深緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)に仕上げる。

 座席数は4クラス520席で、ANAのホノルル線では初のファーストクラスを設定。日本で初となるドアを装備した個室型シートを導入する。エコノミーの一部には、ベッドのように使える「カウチシート」を設ける。

 アッパーデッキ(2階席)には、ファースト8席、ビジネス56席、プレミアムエコノミー73席を設定。メインデッキ(1階席)はすべてエコノミーで、383席を設ける。エコノミーを含む各クラスにバーカウンターを設置し、軽食やドリンクを提供する。

垂直尾翼が取り付けられるANA向けA380=PHOTO: A. Doumenjou, master films/Airbus

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