エアライン, 解説・コラム — 2015年8月6日 10:46 JST

ANAがA380導入!? 特集・スカイマーク”官邸主導”再建(後編)

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 (前編)の続き。ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)とのコードシェア(共同運航)を目指すスカイマーク。コードシェアは経営を下支えする一方、予約システムなどの導入により、ANAグループとの連携が不可欠な関係になり、第三極としての独立性を維持できるか、疑問の声も聞かれる。

 では、ANAHD自身には懸案事項はないのだろうか。

スカイマークに替わりANAがA380を導入するのか=6月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
後編
路線移管でANA機材や人員の国際線強化か
A380導入が決め手?

前編
9月に再生本格化
コードシェアは「毒まんじゅう」

 ANAは今後、どういったコードシェアを進め、賛同を取り付けたエアバスとの関係は、どうなっていくのだろうか。

路線移管でANA機材や人員の国際線強化か

 コードシェア対象路線はどうなるだろうか。スカイマークの路線数は21路線あるが、仙台-福岡線が10月24日までの夏ダイヤ限りで運休する。スカイマークの井手隆司会長は、「神戸は大変な投資をしており、第2拠点として基地化が出来上がっている。羽田と神戸は今後維持する大事な基地」と語り、羽田と神戸発着便がコードシェアの主要対象となる。

 しかし、冒頭で触れたように、ANAHDは公取委と密接に連携しており、市場の寡占化につながる路線は対象外とする。すでにANAが多くの便数を飛ばす、羽田-札幌線、福岡線は除外される。

 スカイマークの羽田発着路線は、札幌線と神戸線、福岡線、鹿児島線、那覇線の5路線。このうち、ANAは札幌線ではエア・ドゥと、福岡線はスターフライヤーとコードシェアを実施している。

 残る3路線のうち、鹿児島線は国内の地方路線(新千歳、伊丹、福岡、那覇の4空港を除く路線)では旅客数が最多だ。しかも、フライト時間が1時間50分程度と長いため、運航を移管すれば、ANA側は機材やパイロット、客室乗務員を効率良く運用できるようになる。

 長峯氏は対象路線について、「羽田発着の地方路線、羽田以外の路線と、なるべく制約を設けず、前広に検討してきたい」と語る。

 一方、ANAは3月29日に始まった夏ダイヤで、1日1往復運航していた鹿児島-那覇線を運休。ソラシドが1日2往復運航する便とのコードシェアを継続しており、事実上路線を移管した。ANAと提携関係にある新規航空会社とは、こうした動きがみられる。

 「新規航空会社とANAがコードシェアを実施している路線では、平均


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。