エアバス, エアライン, 機体 — 2017年8月17日 13:25 JST

ハワイアン航空、札幌にもA330新仕様機 18年2月、日本5路線投入完了へ

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 ハワイアン航空(HAL/HA)は現地時間8月16日、新シートを導入したビジネスクラスを設定したエアバスA330-200型機の新仕様機を、2018年2月からホノルル-札幌線にも投入すると発表した。同路線への導入で、日本への5路線すべてに導入を完了することになる。

新ビジネスクラスを紹介するハワイアン航空の客室乗務員=16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新しいビジネスクラスには、フルフラットシートを採用。A330-200の新仕様機は3クラス計278席(ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席)を設定している。ホノルル発は2月1日から、札幌発は翌2日から導入し、現在のボーイング767-300ER型機(264席:ビジネス18席、エコノミー246席)から機材変更する。

 新ビジネスを設定したA330-200は、2016年6月から米国西海岸路線で試験投入。同年秋から本格導入を開始した。日本路線には同年12月にホノルル-成田線で導入し、今年5月までに札幌線を除く計4路線に段階的に導入している。

 ハワイアン航空のマーク・ダンカリー社長兼CEO(最高経営責任者)は6月、Aviation Wireの単独インタビューに応じ、2018年前半をめどに札幌線にも新仕様機を導入する意向を示していた(関連記事)。

 新ビジネスのA330は、改修などにより全24機に導入予定で、現在までにこのうち16機を導入している。改修完了は2018年3月を見込んでいる。

 A330-200の新仕様機には、イタリアのシートメーカー、オプティメレスとの共同開発で、ポルトローナ・フラウ製の皮など高級素材を採用する。夫婦や恋人同士、家族連れの利用を想定し、シート配列は1列2-2-2席で計18席とした。

 新シートは長さ193センチ(76インチ)、幅52センチ(20.5インチ)のフルフラット・ベッドになる。竹をイメージしたディバイダー(仕切り)などでプライバシーを確保しながらも、隣席と話しやすいようにした。シートには大型タブレットが付属しており、乗客が手もとで使用したり、据え置いて使える。電源コンセント1つと、充電用USB端子を2つ用意した。

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【お知らせ】
5段落目、新ビジネスを設定したA330の導入状況をアップデートしました。(17年8月17日 20:30JST)