官公庁, 機体 — 2026年9月15日 22:35 JST

空自の無人偵察機RQ-4B、鳥取沖で墜落と推定 受領初号機か

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 航空自衛隊三沢基地所属の無人偵察機RQ-4B「グローバルホーク」が9月15日、鳥取県沖の洋上でレーダーから航跡が消失した。その後に発見された浮遊物の写真からRQ-4Bの機体とみられ、空自は同機が墜落したものと推定している。原因は確認中で、午後5時時点で部外への被害情報はない。

鳥取県沖に墜落したと推定される航空自衛隊の無人偵察機RQ-4B受領初号機23-6003(三沢基地のサイトから)

 RQ-4Bは米ノースロップ・グラマン製で、ISR(情報収集・警戒監視・偵察)用途の高高度長時間滞空型無人機。空自が初受領した機体(23-6003)は2022年3月に三沢基地へ納入され、2023年6月末に3機目(33-6001)が到着し、3機体制が整った。今回墜落したと推定される機体は、最初に三沢へ到着した23-6003とみられる。

 空自によると、RQ-4Bは15日午前10時20分ごろに三沢基地を離陸。午後0時55分以降に通信装置との接続不良が発生し、午後0時58分ごろ、鳥取県沖の北約50キロの洋上でレーダーから航跡が消失した。

 海上保安庁の巡視船が午後2時19分ごろに浮遊物を発見し、午後2時25分ごろには空自のF-15J戦闘機も確認した。U-125A捜索機が午後3時12分ごろに浮遊物を撮影。午後5時20分ごろ、その写真からRQ-4Bの機体と推定した。

 捜索には空自のF-15J 2機、U-125A 1機、UH-60J 1機、KC-46A 1機を投入。海上自衛隊も護衛艦「あがの」とミサイル艇「はやぶさ」を投入している。

 RQ-4Bは脅威の監視のほか、昼夜を問わず任務を遂行できる特性を生かし、人道支援や災害対応にも活用されている。大きさは全長約15m、全幅約40m、全高約5mで、機体重量は約14.6トン。約36時間飛行でき、最大巡航速度は約570km/h、最大高度は6万フィート、ペイロードは約1360kgとなる。

航空自衛隊の無人偵察機RQ-4B受領初号機23-6003(航空自衛隊提供)

関連リンク
航空自衛隊
三沢基地
Northrop Grumman

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