北九州空港の利用促進を図る「北九州空港利用促進協議会」は9月2日、協議会メンバーのスターフライヤー(SFJ/7G、9206)が同日夜に再開する北九州-台北(桃園)線の記念式典を開いた。同協議会に所属する周辺自治体の首長らが出席し、同社による約6年半ぶりの国際線を祝った。

北九州-台北線の運航再開を祝うスターフライヤーの町田社長(前列中央)ら北九州空港利用促進協議会のメンバー=26年9月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
北九州-台北線は週3往復で、冬ダイヤ(10月25日から27年3月27日)期末まで北九州発を日曜、水曜、金曜、台北発を月曜、木曜、土曜に設定する。夏ダイヤ(10月24日まで)の運航スケジュールは、台北行き7G801便が北九州を午後11時40分に出発し、現地時間で翌日午前1時10分着。北九州行き7G800便は午前3時に台北を出発して、午前6時20分に到着する。
冬ダイヤの運航スケジュールは、台北行き7G801便が北九州を午後11時50分に出発し、翌日午前1時20分着。北九州行き7G800便は午前3時に台北を出発して、午前6時15分に到着する。

北九州-台北線の運航再開式典であいさつするスターフライヤーの町田社長=26年9月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
同協議会は、北九州空港旅客ターミナルビル2階の中央広場で記念式典を開いた。スターフライヤーの町田修社長は、「九州と台湾をダイレクトに結ぶ『空の架け橋』として運航でき、身の引き締まる思い」とあいさつ。北九州と桃園の両空港は24時間空港で、「強みを最大限に活かし、深夜・早朝の時間帯に設定した」と説明した。
協議会の副会長は、空港がある北九州市と苅田(かんだ)町の首長が務める。北九州市の武内和久市長は「市民が待ち望んだ再開」と述べ、喜びを表現。苅田町の遠田孝一町長は「北九州空港は地域の宝。自治体を挙げて地域活性化を進めたい」と語った。
北九州空港利用促進協議会は、空港がある北九州市と苅田町のほか、空港周辺の自治体や経済団体などで設立。現在は66団体で構成する。
スターフライヤーは2012年7月12日に、初の国際線定期便として北九州-釜山線を開設したが、経営悪化に伴い2014年3月29日を最後に撤退。その後、2018年10月28日に北九州・中部-台北の2路線を開設し、4年7カ月ぶりに国際線へ再参入した。台北2路線は週7往復(1日1往復)ずつ運航していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により2020年3月11日から全便運休した。
今回再開するのは北九州-台北線のみ。中部-台北線は運休を継続する。中部線の再開について、町田社長は「すべての経営資源を北九州に集中させる」と述べるに留めた。また、2路線開設時に計画していた福岡-台北線については、発着枠(スロット)の関係などにより「現時点で具体的な動きはない」とした。
運航スケジュール
夏ダイヤ(10/24まで)
7G801 北九州(23:40)→台北(翌日01:10)運航日:9/2以降の日水金
7G800 台北(03:00)→北九州(06:20)運航日:9/3以降の月木土
冬ダイヤ(10/25-3/27)
7G801 北九州(23:50)→台北(翌日01:20)運航日:日水金
7G800 台北(03:00)→北九州(06:15)運航日:月木土
・スターフライヤー、冬ダイヤも北九州-台北週3往復 航空券7/1発売(26年6月18日)
・スターフライヤー、国際線6年ぶり再開へ 北九州-台北9月から、非航空の新会社も(26年3月16日)
・スターフライヤー、国際線26年秋再開へ 6年半ぶり北九州-台北定期便(25年12月10日)
・スターフライヤー、国際線はチャーターで再開へ 町田社長「台湾・香港すぐやりたい」(22年9月1日)
・スターフライヤー、台北便就航 北九州・中部から国際線再参入(18年10月28日)
