全日本空輸(ANA/NH)は、国際線の機内で提供しているワインを12月から順次刷新する。1000超の候補から選ばれた82銘柄で、機内食やラウンジの料理との調和を図ったという。

ANAが12月から国際線ファーストクラスで提供するワイン「(同社資料から)
採用されたワインは、欧州を中心に、北中南米、オセアニア、南アフリカ、日本など多様な地域から取り寄せた。ファーストクラスでは、1986年の国際線就航以来提供しているシャンパーニュ「クリュッグ」や、仏ボルドーの格付け第2級「シャトー・レオヴィル・バルトン」なども用意した。
ANAの機内食とドリンク類を手がけるプロジェクト「ザ・コノシュアーズ」の一環として展開するもので、ワインの選定には世界最優秀ソムリエの称号を持つオリヴィエ・プーシエ氏と、黄綬褒章を受章したソムリエの森覚氏が助言した。
新たなセレクションは、国内外のANAラウンジでも9月から提供を始めており、ホノルルは対象外。今回の刷新には、継続採用された銘柄や、すでに提供が始まっているワインも一部含まれている。
関連リンク
全日本空輸
・ANA、777X初受領27年1-3月期視野 客室仕様は変わらず、ボーイング納入遅延(25年10月31日)
・ANA、787-9に新個室ビジネスクラス「THE Room FX」777並みの広さ、26年度から=パリ航空ショー(25年6月17日)
