ボーイング, 機体 — 2018年2月17日 07:25 JST

737 MAX 9、FAAから認証取得 数週間で初号機納入

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 ボーイングは現地時間2月16日、737 MAX 9がFAA(米国連邦航空局)から型式設計変更(ATC)の承認を得て、商業運航が認められたと発表した。最初の引き渡し先となるライオン・エア(LNI/JT)を擁するライオングループへは、数週間以内に納入される見通し。

FAAから認証を取得した737 MAX 9=17年6月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 737 MAXは737の発展型で、2016年1月に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)を標準型とし、5機種で構成。エンジンは、CFMインターナショナルの新型エンジン「LEAP-1B」を採用し、翼端には新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備える。

 737 MAX 9は737-900ERの後継機で、座席数は1クラス220席、最大航続距離は3550海里(6575キロ)。2017年3月にロールアウトし、4月に初飛行した。

 1月末時点で、737 MAXファミリーは全体で4307機受注し、737 MAX 8を80機引き渡している。

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