エアバス, エアライン, 機体 — 2017年11月20日 16:45 JST

ハワイアン航空、A321neo初号機受領 18年1月、米西海岸に投入

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ハワイアン航空(HAL/HA)はこのほど、同社向け初号機となるエアバスA321neo(登録番号N202HA)を受領した。2018年1月から米西海岸路線に投入し、現在運航しているボーイング767-300ER型機とA330-200から機材変更する。

ハワイアン航空のA321neo初号機(同社提供)

 A321neoは3クラス189席で、ビジネス(プレミアムキャビン)16席、プレミアムエコノミー(エクストラ・コンフォート)45席、エコノミー128席。シートはB/Eエアロスペース製を採用した。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製GTF(ギヤード・ターボファン)エンジン「PW1100G-JM」を搭載する。

 ハワイアン航空は、A321neoを18機発注済み。2号機を年内に受領し、3号機以降は2018年から順次導入する。

 初便はマウイ島・カフルイ-オークランド線で、現地時間1月8日から投入する。その後、1月18日からカフルイ-ポートランド線、4月11日からカウアイ島・リフエ-オークランド線にも導入。3月11日にA330で運航を開始するコナ-ロサンゼルス線には、夏をめどに機材変更する。

 ハワイアン航空のマーク・ダンカリー社長兼CEO(最高経営責任者)は今年6月、Aviation Wireの単独インタビューに応じ、米本土路線で運航しているA330をA321neoに変更し、A330を新路線を含む日本路線に投入する意向を示していた(関連記事)。現在、767-300ERで運航しているホノルル-札幌線は、2018年2月からA330-200の新仕様機に変更する。

関連リンク
ハワイアン航空
Airbus
エアバス・ジャパン

A321neo導入で札幌にもA330
ハワイアン航空、札幌にもA330新仕様機 18年2月、日本5路線投入完了へ(17年8月17日)
「札幌もA330投入する」ハワイアン航空社長に聞く事業戦略(17年6月3日)
ハワイアン航空、日本路線拡充へ A321neo受領後、米本土のA330充当(17年6月2日)

ハワイアン航空のA321neo
ハワイアン航空、米本土路線にA321neo 18年1月(17年8月18日)
ハワイアン航空、A321neoの客室デザイン公開 乗った時からハワイ体感(17年4月5日)
ハワイアン航空、A321neoを16機発注(13年3月26日)

ハワイアン航空関連
ハワイアン航空、新制服を12月着用開始 ”クウ・マコウ”テーマに全職種の一体感表現(17年11月19日)
ハワイアン航空、ホノルルに新格納庫落成 150周年向けタイムカプセルも(17年11月13日)

特集・JALとハワイアン強者連合誕生
後編 「破綻のまっただ中。お断りせざるを得なかった」(17年9月28日)
前編 植木社長「大変厳しい競争になる」(17年9月27日)

JALとハワイアン提携
JAL、ハワイアン航空と提携 18年3月からコードシェア、特典航空券やマイルも(17年9月26日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post