エアライン, ボーイング, 機体 — 2017年10月11日 13:10 JST

ガルーダ・インドネシア航空、747-400退役 23年間に幕

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)は、ボーイング747-400型機(登録番号PK-GSH)を現地時間10月6日に退役させた。747-400は同社での23年間に幕を下ろした。

退役したガルーダ・インドネシア航空の747-400(同社ツイッターから)

 ガルーダの747-400は2クラス計457席(ビジネス22席、エコノミー435席)。アッパーデッキ(2階席)はすべてエコノミーで、ビジネスはメインデッキ(1階席)前方に設定した。

 退役した747-400(登録番号PK-GSH)は10月、スラウェシ島南部のマッカサルとサウジアラビアのメディナ間を往復。イスラム教の大巡礼「ハッジ」で教徒が利用した。最終便となったGA8991便は、6日にマッカサルを出発し、ジャカルタに到着した。

 ボーイングの発注リストによると、ガルーダは1990年11月15日に747-400を2機発注。1994年1月14日と同年5月27日に受領した。

 ジャンボの愛称で親しまれた747は、燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみ。

 また海外の航空各社も、日本路線への投入を相次いで終了させている。2016年は、9月3日にKLMオランダ航空(KLM/KL)がアムステルダム-成田線で、10月1日にキャセイパシフィック航空(CPA/CX)が香港-羽田線での運航を終えている。

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は今年6月14日、サンフランシスコ-成田線での運航を終了。国際線での運航は10月29日のソウル(仁川)発サンフランシスコ行きUA892便が最後で、11月7日のサンフランシスコ発ホノルル行きUA747便で退役する。

 デルタ航空(DAL/DL)は、今年12月までに全機が退役予定で、日本路線は10月30日の成田午後5時50分発のデトロイト行きDL276便が最終便となる見通し。

退役したガルーダ・インドネシア航空の747-400(同社ツイッターから)

退役したガルーダ・インドネシア航空の747-400(同社ツイッターから)

関連リンク
ガルーダ・インドネシア航空

各社で退役が進む747
ユナイテッド航空の747、11月退役 最終便はサンフランシスコ発ホノルル行き(17年9月19日)
エバー航空、747旅客型退役へ 21日に最終便(17年8月9日)
キャセイパシフィック航空の退役747-400、社員乗せチャリティーフライト(16年10月8日)
キャセイパシフィック航空、羽田からジャンボ最終便出発 747-400退役(16年10月1日)
KLMオランダ航空、成田からジャンボ最終便 翼振り日本に別れ(16年9月3日)
エールフランスの747、14日退役(16年1月8日)
デルタ航空の747-400初号機が退役 博物館展示へ(15年9月10日)
カンタス航空、787-9を17年導入 747置き換え(15年8月21日)
カンタスの747、ラストフライト動画公開 飛行時間15分弱(15年3月9日)
デルタ航空の747、17年までに退役へ(14年10月21日)
ANA最後のジャンボ、JA8961離日 747姿消す(14年4月16日)

デルタ航空は747-400初号機展示
デルタ航空、747-400初号機公開 アトランタの航空博物館(17年3月29日)

現役で活躍する747
ブリティッシュ・エア、747の改修完了 全18機(16年8月5日)
政府専用機、安倍首相乗せ欧州歴訪へ(16年5月1日)
カンタス航空、羽田にシドニー初便到着 747で毎日運航(15年8月1日)
最新ジャンボ、日本初就航 写真特集・羽田に現れたルフトハンザ747-8(14年10月28日)

ガルーダ・インドネシア航空関連
ガルーダ国際線、5月から新ターミナル ジャカルタ、国内線と統一(17年4月24日)
ガルーダ・インドネシア航空、羽田に777 ファースト設定、冬ダイヤから本格導入(16年11月2日)
スカルノ・ハッタ空港、新ターミナル 9日からガルーダ国内線(16年8月8日)
ガルーダ、A330-900neoを14機導入へ 19年受領(16年4月22日)