エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年10月21日 14:59 JST

デルタ航空の747、17年までに退役へ

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 デルタ航空(DAL/DL)は、ボーイング747-400型機を2017年までに退役させる方針を固めた。リチャード・アンダーソンCEO(最高経営責任者)が現地時間10月16日に発表した2014年7-9月期(第3四半期)決算発表で明らかにした。

17年までに全機退役するデルタ航空の747=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 9月30日には3機が退役。今年中にさらに1機を予定し、2017年までに段階的に退役させていく。後継機は現在選定中で、2014年10-12月期(第4四半期)には決定する見込み。

 2014年7-9月期決算では、太平洋路線の再編成などの費用として3億9700万ドル(約422億6100万円)を計上。一部を退役にかかる費用に充当する。

 DALは10月現在、13機の747-400を保有。座席数はビジネス48席(うちアッパーデッキに14席)、プレミアムエコノミー42席、エコノミー286席の計376席で、平均機齢は20.6年。太平洋路線では成田-マニラ、ホノルル線、関西-ホノルル線、成田、ソウル(仁川)、上海-デトロイトの計6線に導入している。

関連リンク
デルタ航空

デルタ航空、14年7-9月期売上高7%増 ユニットコスト8.66セント(14年10月20日)
ブリティッシュ・エアの747でティーショット ジャスティン・ローズのチャリティ(14年10月2日)
タイ国際航空、羽田-バンコク線で機材変更 6月の一部便(14年5月19日)
デルタ航空CEO、747は「次世代機の信頼性高まるまで使う」(13年8月2日)

写真特集・ANAの747-400D
ジャンボらしさ示す階段 メインデッキ編(14年4月30日)
YS-11上回る座席数 アッパーデッキ編(14年4月29日)

フェリーフライト
ANA最後のジャンボ、JA8961離日 747姿消す(14年4月16日)
ANAの747、JA8960が離日 函館フライトに登板(14年3月28日)
ANAの747、JA8966が離日 里帰りフライトで活躍(14年1月16日)

ラストフライト
「飛行機を知らない人もジャンボは知っている」ANAの747最終便、藤村機長に聞く(14年4月6日)
ANAの747ジャンボ、虹をくぐりラストフライト終える(14年3月31日)
ANA、747「ジャンボ」那覇行きラストフライト(14年3月31日)
札幌線もラスト、ANAの747運航 羽田へは夜8時帰着(14年3月30日)
ANAの747、福岡線最終便 羽田着は1時間遅れ(14年3月30日)

熊本747イベント(14年3月16日)
タッチ&ゴーも披露 写真で振り返るANAジャンボ最終チャーター
ANA、熊本で最後の747チャーターフライト

東北747イベント(14年3月15日)
ANA、747-400卒業フライト 写真特集・福島編
ANA、747-400卒業フライト 写真特集・仙台編
ANA、仙台と福島で747卒業フライト 両空港でローパスも

伊丹747イベント(14年1月12日)
787との競演も ANAの747、1度きりの里帰り 写真で見る伊丹フライト12時間
展望デッキへ「ありがとうございました」伊丹747イベントでファンに感謝
ANAのジャンボ、8年ぶりの伊丹で遊覧飛行
「うわぁ、大きい」ANA、伊丹の格納庫で747機体見学会
ANAの747、伊丹に到着 退役前最後のあいさつ

747里帰りフライト(13年10月27日から12月8日)
ANAの747里帰りフライト、ラストは長崎 全国行脚終える(最終回)
ANAの747、鹿児島を水しぶきあげ離れる 里帰りフライト(第5回)
ANAの747里帰り、セントレアでは虹が歓迎(第4回)
ANAの747、広島へ里帰り「747が大好きでした」(第3回)
ANAの747、雨の小松に里帰り ジャンボ機最短路線(第2回)
ANAの747、函館へ里帰り 放水アーチで出迎え(第1回)

ANA 747退役関連
ANA、入社式にジャンボも”列席” 寄せ書き「ちょっと書きにくかった」(14年4月1日)
ANA、747退役で解体前の最終ツアー 4月に米国、ビジネスは83万円(14年2月6日)
ANA、747で初日の出フライト「今日からは“今年3月退役”」(14年1月1日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: