エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2015年6月23日 11:50 JST

ルフトハンザ、「空飛ぶ集中治療室」長距離路線に 747-8とA380

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 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は6月から、患者搬送コンパートメント(PTC)を長距離用機材に導入している。集中治療対象患者を輸送するもので、フランクフルトとミュンヘンを出発するボーイング747-8型機とエアバスA380型機に設置した。

機内に設置するPTC(ルフトハンザ ドイツ航空提供)

 PTCには患者用ベッドと、医師と同社のPTCメディカルクルーメンバー用の座席2席、集中治療用の設備や器材、医薬品などを設置する。

 PTCは同社の医療チームとグループ会社のルフトハンザ・テクニークが共同開発。1999年から747-400やA340、A330に設定し、毎年最大100人の患者を輸送している。定期旅客機に導入することから、時間を最大で50%節約できるほか、コスト削減にもつながる。

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Travelling healthily(Lufthansa)

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