ボーイング, 機体 — 2014年6月19日 14:50 JST

CFM、737 MAXのLEAP-1Bエンジン地上試験成功

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 CFMインターナショナルは現地時間6月18日、ボーイング737 MAXに搭載するエンジン「LEAP-1B」の地上試験が成功したと発表した。

地上試験に成功したLEAP-1B(ボーイング提供)

 試験は6月13日、予定から3日前倒して仏ヴィラロッシュのスネクマ施設内で実施。離陸推力がフル出力に達する前に慣らし運転を完了した。数週間後にも動作面や操作性のテストを実施する予定。

 LEAP-1Bエンジンは燃費を向上させ、737 MAXは737NG(次世代型737)と比べ、燃費を14%以上改善する。

 CFMは737型機向けのエンジンを1984年から提供。ボーイングは2011年、LEAP-1Bの737 MAXへの搭載を決定した。

 737 MAXは5月現在、30以上の顧客から2023機を受注。2017年7-9月期からの引き渡し開始を予定している。

 CFMは仏スネクマと米GEアビエーションの合弁で1974年設立。エアバスA320ファミリーに搭載する「CFM56-5B」や、737NGに搭載する「CFM56-7B」などを製造している。

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