官公庁 — 2026年10月20日 17:30 JST

家庭廃食油をブルーインパルス燃料に 横浜園芸博で国産SAF使用へ

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 国土交通省は10月20日、航空自衛隊の「ブルーインパルス」の展示飛行で、国産のSAF(持続可能な航空燃料)を使用する方針を発表した。横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027、横浜グリーンエクスポ)」の開幕日に使用するもので、原料となる家庭の使用済み食用油を回収するキャンペーンも実施する予定。

27年3月のグリーンエクスポ開幕展示飛行で燃料に国産SAFを使用するブルーインパルス=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 回収期間は12月9日から2027年2月28日まで。家庭から出る廃食用油を集め、国内のSAF製造工場で国産SAFの原料にする。製造した燃料を展示飛行で活用することを目指し、航空分野の脱炭素化と国内の資源循環の促進につなげる。回収場所などの詳細は開始までに発表する。

 ブルーインパルスは航空自衛隊のアクロバット飛行チームで、展示飛行は横浜市で予定されている。GREEN×EXPO 2027は、横浜市旭区と瀬谷区にまたがる「旧上瀬谷通信施設」を会場とし、3月19日から9月26日まで開催。持続可能な社会の形成や国際的な園芸文化の普及などを目的とする。国交省は農林水産省、経済産業省、防衛省、「Fry to Fly Project」と連携し、国産SAFの使用に向けて取り組む。

 Fry to Fly Projectは、SAFの原料となる廃食用油の回収などを通じて、国内資源の循環を促す取り組み。企業や自治体、団体など333の主体が参加し、日揮ホールディングス(1963)が事務局を務める。

 ブルーインパルスは、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)が開幕した9月19日にも愛知県内で展示飛行を実施しており、この際も国産SAFが供給された。

関連リンク
国土交通省
航空自衛隊

ブルーインパルス
・ブルーインパルス、国産SAF使用へ 9/19愛知で展示飛行(26年9月11日)
・入間航空祭、ブルーインパルスが展示飛行 26万人来場(25年11月4日)

国産SAF
・ANAとJAL、SAF供給不足に危機感 共同レポート第2版で提言(26年5月28日)
・国産SAF、羽田空港でも導入スタート 原料は廃食用油、ANA・JAL・日揮HDらアピール(25年7月7日)
・SAF生産量、世界の航空燃料0.7%どまり 規制でコスト2倍に=IATA年次総会(25年6月3日)

GREEN×EXPO 2027
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