官公庁, 機体 — 2026年10月5日 23:48 JST

ウズベキスタン空軍、C-390初受領 中央アジア初

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エンブラエルは、ウズベキスタン空軍に中型輸送機C-390「ミレニアム」の初号機を引き渡した。ウズベキスタンはC-390を2機発注しており、今回が1機目。中央アジアで初のC-390導入国となった。

ウズベキスタン空軍に引き渡されたエンブラエルC-390(同社提供)

 初号機の引き渡し式典は、ブラジルのガビアン・ペイショットにあるエンブラエルの施設で現地時間9月25日に開かれ、ウズベキスタン空軍司令官らが出席した。

 エンブラエルは2024年末、顧客名を公表せずC-390を2機受注。今年2月に、この顧客がウズベキスタンであることを明らかにした。契約には機体のほか、包括的な訓練・支援パッケージと予備部品の供給も含まれる。ウズベキスタン空軍はC-390を主に輸送と人道支援任務で使用する。

 C-390は最大ペイロード26トン、最高巡航速度470ノットの中型輸送機。貨物や兵員の輸送、装備・人員の空中投下、医療搬送、捜索救難、消火、人道支援などに対応し、仮設滑走路や未舗装滑走路でも運用できる。空中給油装置を搭載すると、他機へ給油する空中給油機と、空中給油を受ける側の双方として運用できる。

 C-390はブラジル空軍のほか、ウズベキスタンを含む12カ国の空軍が選定している。

ウズベキスタン空軍に引き渡されたエンブラエルC-390(同社提供)

関連リンク
Embraer Defense & Security

C-390解説
・軍用輸送機C-390でも存在感 エンブラエル、C-130経年機置き換え狙う(24年7月22日)

・C-390、チェコ空軍へ初納入 契約から20カ月(26年7月19日)
・C-390、UAEから最大20機受注 中東初採用(26年5月8日)
・KC-390、グリペンEへの給油認証試験完了 ブラジル空軍・エンブラエル・サーブ共同で(25年11月15日)
・韓国とエンブラエル、防衛分野で協力拡大 C-390アジア初採用(25年10月24日)
・スウェーデン、C-390を4機契約 7機オプション(25年10月7日)
・ポルトガル空軍、A-29NATO仕様が初飛行 KC-390 3号機も受領し編隊飛行(25年7月19日)
・チェコ国防省、C-390発注 NATOで4カ国目(24年10月26日)