ロッキード・マーチンは、ドイツ空軍向けのステルス戦闘機F-35A「ライトニング II」の初号機(機体番号35+01)を米テキサス州フォートワースで現地時間9月18日に披露した。ドイツ国防省によると、同機は同日、正式にドイツ連邦軍へ引き渡された。ドイツはF-35Aを35機導入する計画で、ドイツ国内への配備は2027年末に始まる予定。

ドイツ空軍向けF-35初号機(ロッキード・マーチンのサイトから)
初号機の引き渡しは、フォートワースにあるロッキード・マーチンのF-35生産施設で開かれた式典で行われ、ドイツのボリス・ピストリウス国防相が受領した。初号機はすでに初飛行を終えている。
最初の8機は米アーカンソー州のエビング空軍州兵基地を拠点に、ドイツ人パイロットの訓練に使用する。ドイツ国防省によると、35機を2029年までに受領し、同年に完全な運用態勢を整える計画となっている。
ドイツ国内では、西部のビューヒェル航空基地にF-35Aを配備する。ドイツ連邦軍は2027年末に同基地への引き渡しを始め、現行のトーネードを2030年までに退役させる計画。F-35Aは英独伊3カ国による戦闘攻撃機「トーネード」が担ってきたNATO(北大西洋条約機構)の核共有任務も引き継ぐ。
ドイツは2022年にF-35Aの導入を決定した。調達額は100億ユーロ弱で、35機の機体に加え、兵装や予備部品、5年間の整備サービスなどを含む。
F-35は、高いステルス性能や高度なセンサー、ネットワーク機能を持つ第5世代戦闘機。通常離着陸型のA型(F-35A)、短距離離陸・垂直着陸型のB型(F-35B)、空母艦載型のC型(F-35C)がある。

ドイツ空軍向けF-35初号機(ロッキード・マーチン提供)

ドイツ空軍向けF-35初号機(ロッキード・マーチンのサイトから)

ドイツ空軍向けF-35初号機(ロッキード・マーチンのサイトから)
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Bundesministerium der Verteidigung
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