ボーイング, 機体 — 2014年4月9日 10:44 JST

ボーイング、737の内装選べるスタジオ開設

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 ボーイングは現地時間4月7日、737型機の客室内装を航空会社向けに展示する「コンフィグレーション・スタジオ」を、米ワシントン州レントンに開設した。

ボーイングがレントンに開設した737の「コンフィグレーション・スタジオ」(同社提供)

 同スタジオでは、737NG(次世代型737)と737 MAXの客室内装などを展示。787のギャラリーと同様、シートや機内エンターテインメント、ギャレー(厨房設備)などを体験しながら選べる。

 また、航空会社などの顧客はシートの生地やカーペット、カーテン、客室乗務員の制服などを、さまざまな照明設定の下、どのように見えるかを研究する「737ボーイング・スカイ・インテリア・ラボ」を利用できる。

 737 MAXは1900機以上を受注。2016年に初飛行を予定しており、航空会社への引き渡しは、2017年7-9月期となる見通し。

 ボーイングはドイツのハンブルクメッセで10日まで開催中の「エアクラフト・インテリアズ・エキスポ2014」で、737NGを出展。デザインは米EnCore Interiors社と、照明は米EMTEQ社と協力して完成した737NGは、照明にはLEDを採用し、前方後方出入り口や側面パネル、荷物入れなどがアップグレードされているのが特長。航空会社がカスタマイズできる仕組みを取り入れている。

737の客室内装を選べる「コンフィグレーション・スタジオ」(同社提供)

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737のギャレーを選択できる「コンフィグレーション・スタジオ」(同社提供)

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Boeing
ボーイング・ジャパン

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