ボーイングは、イスラエル空軍(IAF)向けの空中給油・輸送機KC-46をこのほど初納入した。

イスラエル空軍向けKC-46初号機(ボーイング提供)
イスラエル向けKC-46Aは、イスラエル国防省の在米調達団が調達した6機のうち初号機。IAFの運用要求に合わせて製造され、イスラエル製システムを搭載し「Gideon(ギデオン)」と呼ばれ、作戦範囲の拡大や航空優勢の強化につなげる。
KC-46は空中給油のほか、貨物輸送、傷病者搬送、人員輸送に対応する多用途機。脅威の探知や回避、対処などのための防御対抗手段を複数備え、データ通信や通信接続機能も持つ。
KC-46は世界で110機超が運用されており、このうち107機は米空軍が運用している。これまでに3万5000回以上の任務飛行を行い、世界各地の同盟国部隊へ毎月数百万ポンド規模の燃料を供給しているという。
ボーイングはKC-46を米ワシントン州エバレットにある767の生産ラインで製造。軍用機化とミッションシステム統合は、ボーイングの防衛・宇宙・安全保障部門の施設で実施する。

イスラエル空軍向けKC-46初号機(ボーイング提供)

イスラエル空軍向けKC-46初号機(ボーイング提供)

米空軍のKC-46A(右)と空中給油試験を行うイスラエル空軍向けKC-46初号機(ボーイング提供)
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