米陸軍は、ボーイングの大型輸送ヘリコプターCH-47FブロックII「チヌーク」を6機追加発注した。契約額は3億2400万ドルで、今回の契約により、米陸軍が契約済みの同型機は24機となった。

CH-47F ブロックII(ボーイング提供)
今回の契約は第6ロットで、2025年の2件の契約に続くもの。このうち最初の契約は、米陸軍の迅速配備(Rapid Fielding)決定に基づくものだった。ボーイングは、すでに6機のブロックII量産機を米陸軍へ納入している。
米陸軍は、第3ロットのブロックII機を受領後、2028年半ばまでに初の配備部隊を整える準備を進めている。ボーイングは、CH-47FブロックIIについて、厳しい環境での補給や輸送任務に必要な能力を高める機体と位置づけている。
CH-47FブロックIIは、燃料タンクを再設計し、強化された胴体とドライブトレインなどを採用した。最大総重量はブロックIの5万ポンドに対し、ブロックIIは5万4000ポンドに増加。積載量と運用範囲を拡大した。
新しいローターシステムの信頼性向上により、予定外のメインテナンスを抑える。簡素化した燃料システムでメインテナンスの負担とコストを削減し、将来アップグレードが可能な設計も取り入れた。
CH-47Fは、米陸軍が2007年7月から運用を始めた。デジタル・コクピットを導入するなど、操縦性や作戦能力を高めている。ブロックIIは2024年6月に米陸軍へ初納入され、同年9月に2機目が引き渡された。
関連リンク
U.S. Army
Boeing
ボーイング・ジャパン
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