エアバスの2026年1-3月期(第1四半期)の引き渡しは、前年同期比22機(16.2%)減の114機で、3四半期ぶりに前年同期を下回った。受注は128機(45.7%)増の408機だった。主力小型機のA320ファミリーは、納入が前年同期の実績を割り込んだ一方、受注は大きく上回り好調だった。また主力大型機のA350型機は、日本航空(JAL/JL、9201)へ2機種を1機ずつ納入した。
—記事の概要—
・引き渡し
・受注
・26年1-3月期 納入と受注
引き渡し

羽田空港に到着するJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
機種別で見ると、引き渡しはA320シリーズが81機(前年同期は106機)、A330シリーズが3機(4機)、A350シリーズが11機(9機)、A220ファミリー(旧・ボンバルディアCシリーズ)は19機(17機)だった。
A350のうち長胴型のA350-1000は3機で、JALとエティハド航空(ETD/EY)、台湾のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)へ1機ずつ引き渡した。JALは11号機(登録記号JA11WJ)として受領し、3月11日に国際線へ就航させた(関連記事)。
残り8機は標準型のA350-900で、このうち3機をエミレーツ航空(UAE/EK)へ、2機をエジプト航空(MSR/MS)へ納入。このほかJALと大韓航空(KAL/KE)、独ルフトハンザグループへ1機ずつ引き渡した。JALは18号機(JA18XJ)として導入し、3月14日に国内線へ就航した(関連記事)。ルフトハンザ納入分は傘下のスイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)が導入した。
A330は3機ともA330-900(A330neo)で、伊ITAエアウェイズ(ITY/AZ)とアルジェリア国営のアルジェリア航空(DAH/AH)、リース会社のCITへ1機ずつ納入。CITはマレーシア航空(MAS/MH)へリースした。
A320はA321neoが55機で最も多く、A320neoが26機、A319neoがゼロだった。A220はA220-300が18機、A220-100が1機だった。
受注
受注はA320シリーズが336機(前年同期233機)、A330シリーズが17機(10機)、A350シリーズが35機(37機)、A220ファミリーは20機(ゼロ)だった。
A350のうちA350-900は15機で、すべてデルタ航空(DAL/DL)から受注。残り20機は開発中のA350F貨物機で、アトラスエアー(GTI/5Y)などを傘下に持つアトラス・エア・ワールドワイドから初受注した。A350-1000は受注がなかった。
A330は17機すべてA330-900で、このうち16機をデルタ航空から受注。残り1機はアルジェリア航空が発注した。
A320はA321neoが244機で最も多く、A320neoが92機、A319neoがゼロだった。A220はA220-300が20機、A220-100はゼロだった。
26年1-3月期 納入と受注(括弧内は前年同期の実績)
納入 A220 19(17) A320 81(106) A330 3(4) A350 11(9) 合計 114(136)
受注 A220 20(0) A320 336(233) A330 17(10) A350 35(37) 合計 408(280)
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