エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2025年8月4日 20:20 JST

スターフライヤー、A320neo 3号機就航 通算20機目

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 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は8月4日、エアバスA320neoの3号機(登録記号JA30MC)を就航させた。2006年3月の就航以来、退役機も含めると通算20機目の機体で、11機体制になった。

スターフライヤー通算20機目となったA320neo 3号機JA30MC(同社提供)

 JA30MCは、現地時間7月28日にエアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズを出発。ウズベキスタンのタシケント経由で、スターフライヤーの本社がある北九州空港には30日に到着した。座席数は1クラス162席で、A320neoの初号機(JA28MC)、2号機(JA29MC)と同じ。

 就航初日の4日は、初便の羽田行き7G74便が北九州を午前8時2分に出発し、午前9時47分に到着した。その後は羽田発福岡行き7G45便、福岡発羽田行き7G46便、羽田発北九州行き7G83便、北九州発羽田行き7G88便に投入され、羽田を午後8時35分に出発予定の7G89便で北九州へ戻る計画となっている。

 当初は6月に受領する計画だったが、サプライチェーンの混乱が長期化していることでエアバスの製造が遅れたため、7月にずれ込んだ。

 スターフライヤーでは、5月6日に通算11号機(A320ceo、JA21MC)を退役させていたことから、しばらく10機体制が続いていた。この影響で、6月23日から7月23日までの期間中、羽田-北九州、福岡、中部-福岡の3路線合わせて187便を運休した。

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