日本航空(JAL/JL、9201)は6月24日、カタール上空の空域が一時閉鎖されたことを受け、23日の羽田発ドーハ行きJL59便(ボーイング787-9型機、登録記号JA872J)が羽田へ引き返したことを明らかにした。羽田-ドーハ線(JL59/50便)は、24日から27日まで運航を見合わせることが決まった。

ドーハ線を6月27日まで運休するJAL=24年3月31日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
イランがドーハの米軍基地を攻撃したことを受け、カタール上空の空域が一時閉鎖。23日のドーハ行きJL59便は、羽田を午後10時59分に出発したが引き返しが決まり、上海上空を通過後に左旋回して羽田へ進路を変え、24日午前5時11分に戻った。
JALの羽田-ドーハ線は2024年3月31日に就航。週7往復(1日1往復)のデイリー運航となっており、機材は787-9(3クラス203席:ビジネス52席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー116席)を使用している。
関連リンク
日本航空
7/2の羽田発から再開
・JAL、ドーハ7/2再開 羽田発JL59便から(25年6月30日)
米軍がイランの核関連施設空爆
・米軍、B-2爆撃機でMOP初実戦投入 イラン核施設空爆「ミッドナイト・ハンマー作戦」(25年6月23日)
ドーハ線
・JAL、羽田-ドーハ就航 日系初の中東直行便、欧州・アフリカ・南米へ乗継(24年4月1日)
・カタール航空、ドーハ-羽田運休 JAL便とコードシェア(24年4月2日)
・カタールから日本へ、全空港へ旅客便就航可に 航空協議で枠組み拡大(24年4月22日)