エティハド航空(ETD/EY)と台湾のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は、コードシェア(共同運航)提携契約を締結したと現地時間6月4日に発表した。エティハドが9月に開設するアブダビ-台北(桃園)線を活用し、両社の協力体制を強化する。

コードシェア提携契約を締結したエティハド航空(左)とスターラックス航空(両社提供)
今回のコードシェアにより、スターラックスの利用客はアブダビを経由し、プラハやマドリード、バルセロナなどの欧州各都市へのアクセスできるようになる。スターラックスは2026年に欧州就航も計画しており、路線開設への重要な基盤と位置付ける。エティハドは台北を北東アジア進出のゲートウェイとして位置付け、台北以遠の中部、札幌(新千歳)、福岡など、日本の主要都市へのアクセスを強化する。
また両社は、台湾で共同マーケティング活動を開始し、年末までに相互のマイレージプログラムの確立を予定する。
エティハドのアブダビ-台北線は9月7日に就航し、週7往復(1日1往復)運航する。
運航スケジュール(9/7から)
EY898 アブダビ(21:20)→台北(翌日09:35)
EY899 台北(19:25)→アブダビ(翌日00:15)
スターラックス航空
・スターラックス航空、下地島-台北定期チャーター 8/22から週2往復、宮古圏初の台湾直行便(25年5月7日)
・スターラックス航空、神戸にチャーター就航 台北・台中2路線、SAFも導入(25年4月19日)
・スターラックス航空、米オンタリオ6/2就航 LA近郊へ週4往復、アジア-北米乗継ぎ強化(25年2月14日)
・スターラックス航空、神戸チャーター4/18就航 台中は毎日、台北週3往復(25年2月5日)
・スターラックス航空、ホーチミンにもA350 ファースト設定、A321neoから大型化(25年1月15日)
・スターラックス航空、台北T2にも自社ラウンジ 2/1プレオープン(24年1月31日)
エティハド航空
・「A380はあと4-5年運航」特集・エティハド航空ネベスCEOインタビュー(23年10月13日)
・エティハド航空、関空-アブダビ就航 787に国旗掲げ初便出発(23年10月2日)
