エアライン, 企業 — 2014年1月7日 21:55 JST

「操縦室よりギャレー見たい」JAL、CA養成スクール開講式を格納庫で開催

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 3月の羽田国際線発着枠の増枠などに伴う新路線開設や増便により、航空会社では客室乗務員の増員が課題だ。特に質の高い人材を確保することはサービスの向上につながるため、これまで以上に優秀な人材の争奪戦が激化している。

 国内の航空会社では、全日本空輸(ANA)が2013年10月から現役客室乗務員を講師とする講座を開講。日本航空(JAL、9201)もパソナグループのキャプランとともに1月6日、客室乗務員を目指す学生を対象とした「JALエアラインアカデミー」を開講した。

客室乗務員を目指す学生を対象にしたJALエアラインアカデミーの開講式=1月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田で行われた開講式=1月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田にあるJALの格納庫で行われた開講式には37人が出席。式典に続いて航空教室などを行った後、ボーイング777-200型機の国内線仕様機(登録番号JA8984)を用いて、客室乗務員や整備士が受講生に機体の構造を説明。「コックピットよりもギャレー(厨房)を見学したい」と申し出る受講生もみられ、機内を熱心に見学し、質問をぶつけていた。

 現役の客室乗務員もギャレーの高い場所にあるものを取る際のコツや、手荷物の収納方法、機内アナウンスを伝授。未来の後輩たちを温かく迎えた。整備士も、機体構造について巧みな話術で笑いを誘いながら説明していた。

 客室乗務員を目指す大学3年生の中村幸菜さん(21)は、ある体験が


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。