エアライン, 空港 — 2025年12月16日 11:55 JST

カンタス航空、札幌-シドニー再開 26年3月末まで季節便

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 カンタス航空(QFA/QF)は現地時間12月15日、シドニー-札幌(新千歳)線の季節便を再開させた。冬ダイヤ最終日の2026年3月28日まで週3往復運航し、豪州から北海道へのスキー需要を取り込む。

新千歳空港での再開記念式典でテープカットするカンタス航空のマクグリン氏(中央)ら(同社提供)

新千歳空港でシドニー行き再開初便の乗客を見送るカンタス航空のマスコット「マチルダ」(同社提供)

 運航日は月曜と水曜、土曜。運航スケジュールは、札幌行きQF107便がシドニーを午前9時5分に出発し、午後6時に着く。シドニー行きQF108便は午後7時40分に札幌を出発して、翌日午前8時35分に到着する。機材はエアバスA330-200型機を投入する。

 再開初便となった15日の札幌行きQF107便(A330-200、登録記号VH-EBO)は、シドニーを午前9時10分に出発し、午後5時53分に到着。折り返しのシドニー行きQF108便は午後8時22分に札幌を出発し、翌日午前8時48分に着いた。

 シドニー行き再開初便の出発前には新千歳空港で記念式典を開催し、同社のニック・マクグリン アジア地区上級副社長のほか、新千歳を含む道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP)の山﨑雅生社長らが出席。カンタス航空のマスコット「マチルダ」が乗客を見送った。

 同路線は6年前の2019年12月16日に就航。当時も季節便として週3往復運航し、同年冬ダイヤが終了する2020年3月28日までを予定していた。また、2020年冬ダイヤでも運航を計画していたが、新型コロナの流行により中断していた。

札幌-シドニー線を再開したカンタス航空(写真は6年前の初便)=19年12月16日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

運航スケジュール
QF107 シドニー(09:05)→札幌(18:00)運航日:12/15-3/28の月水土
QF108 札幌(19:40)→シドニー(翌日08:35)運航日:12/15-3/28の月水土

関連リンク
カンタス航空

カンタス航空、19時間飛べるA350-1000ULRが完成間近 26年末受領(25年11月9日)
カンタス航空、札幌-シドニー12月就航 豪州からスキー客(25年1月20日)
カンタス航空、札幌-シドニー季節便 12年ぶり就航、来冬も(19年12月16日)