官公庁, 機体, 空港 — 2023年11月11日 23:58 JST

E195-E2、ロンドン・シティ空港のスティープ・アプローチ認証取得

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 エンブラエルは現地時間11月10日、EASA(欧州航空安全局)からロンドン・シティ空港へのスティープ・アプローチ(急角度進入)の認証を取得したと発表した。これにより、滑走路が短い同空港で乗り入れる最大の航空機になった。

ロンドン・シティ空港に着陸したE195-E2(エンブラエル提供)

 E195-E2は、次世代リージョナルジェット機「E2」シリーズのうち最大の機体サイズで、メーカー標準座席数は1クラス146席、2クラス120席。E195と比較し、3列増やした。航続距離は4537.4キロ(2450海里)で、833.4キロ(450海里)増加させた。また、エンブラエルの旅客機の中でも最大の大きさとなる。

 シティの滑走路長は1508メートルで、降下角は最大5.5度。E2シリーズのうち、最初に開発されたE190-E2(1クラス106-114席)は、2021年6月に認証を取得し、同年9月から乗り入れている。E195-E2は、エンブラエルが運航する飛行試験機が2022年7月に初めて着陸した。KLMオランダ航空(KLM/KL)の子会社KLMシティホッパー(KLC/WA)が同空港への乗り入れを計画している。

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