エアライン, 空港 — 2023年1月13日 05:55 JST

ANAのパリ便、シャルル・ド・ゴール空港ターミナル1に復帰

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 全日本空輸(ANA/NH)は、パリのシャルル・ド・ゴール空港の発着ターミナルを現地時間1月13日からターミナル1に戻す。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響などで同ターミナルが閉鎖されていたため、2020年8月1日からターミナル2Eを使用していた。

シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1=19年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シャルル・ド・ゴール空港は1974年3月13日開港。現在はターミナルが3つあり、ターミナル1は開港当初から使用されている。ANAなどスターアライアンス加盟社が主にターミナル1へ乗り入れているが、コロナの影響で運営する空港公団「パリ空港」は同ターミナルを閉鎖していた。

 閉鎖が続いていたターミナル1は、2022年12月1日に運用を再開。一方、2024年のオリンピック開催に向け、空港内では改修工事が続いており、ターミナル2Aに乗り入れるエア・カナダ(ACA/AC)が1月11日からターミナル1に一時移転するなどの影響が出ている。

 ANAは羽田-パリ線(NH215/216)を週3往復運航。機材はボーイング787-9型機で、運航日は羽田発とパリ発とも日曜と水曜、金曜となる。所要時間はパリ行きNH215便が15時間20分、羽田行きNH216便は13時間40分。

運航スケジュール
NH215 羽田(09:10)→パリ(16:30)
NH216 パリ(18:40)→羽田(翌日16:20)

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