ボーイング, 機体 — 2013年9月19日 06:33 JST

ボーイング、ALCから787-10と787-9受注

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 ボーイングは現地時間9月18日、ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)から、30機の787-10型機と3機の787-9の計33機を受注したと発表した。6月のパリ航空ショーでの発注コミットメント(仮発注)が確定した。カタログ価格で総額94億ドル(約9311億円)。

ALCの787-10(手前)と787-9のイメージイラスト(ボーイング提供)

 787-10の航続距離は7000海里(1万2964km)で、双通路機による運航路線の90%以上が含まれる。座席数は、300から330席となる見込み。

 ボーイングは6月18日にALCなど5社から102機の発注コミットメントを獲得したとして、787-10のローンチを発表している。

 最終組立と試験飛行は2017年初頭で、引き渡し開始は18年を予定している。

 また、ボーイングは今月17日に787-10の生産に備え、米モンタナ州ヘレナの製造拠点を拡大すると発表。ヘレナではチタンなどの硬質金属から、737や747、767、787用の部品を製造する。

関連リンク
Air Lease Corporation
Boeing
ボーイング・ジャパン

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