ALC、787-10を30機発注へ

　ボーイングは現地時間6月18日、ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション（ALC）から、30機の787-10型機と3機の787-9の計33機の発注コミットメントを獲得したと発表した。787-9は追加発注分。

ALCの787-10（手前）と787-9のイメージイラスト（ボーイング提供）

　787-10の航続距離は7000海里（1万2964km）で、双通路機による運航路線の90％以上が含まれる。座席数は、300から330席となる見込み。ボーイングは18日にALCなど5社から102機の発注コミットメントを獲得したとして、787-10のローンチを発表している。

　最終組立と試験飛行は2017年初頭で、ALCへの引き渡しは19年を予定している。

関連リンク
Boeing
ボーイング・ジャパン

・ボーイング、787-10をローンチ　18年引き渡し開始
・GECAS、787-10Xを10機コミットメント
・シンガポール航空、787-10XやA350を1.7兆円分発注へ
・エアバスA350、初飛行は4時間5分　5万人以上が生中継視聴