エアバス, エアライン, 企業, 機体 — 2022年8月19日 15:55 JST

アメリカン航空の退役A330、部品取りで再利用 米VAS

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 航空機部品を調達・販売する米VASエアロサービス(VAS Aero Services)は、アメリカン航空(AAL/AA)が運航していたエアバスA330-300型機の退役機を取得したと現地時間8月17日に発表した。機体を解体し、部品取りとして再利用する。

アメリカン航空のA330-300=PHOTO: David Velupillai/Airbus

 取得したアメリカンのA330は4機で、2020年に退役した機体。VASは機体を解体し、同社の顧客となっている航空各社に提供する。

 このほか、A330に搭載する米プラット&ホイットニー製エンジン「PW4168」も11基取得した。VASはエンジンをパートナー企業のSR Technics(スイス)に預け、再利用への可能性を探る。

 VASは米フロリダ州ボカラトンに本社を置き、機体やエンジンなど航空機部品の調達・販売を手掛けている。

関連リンク
VAS Aero Services
SR Technics
アメリカン航空

機齢12年の777-300ER、部品取りに GE系が解体進める(20年8月21日)