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アメリカン航空の退役A330、部品取りで再利用 米VAS

 航空機部品を調達・販売する米VASエアロサービス(VAS Aero Services)は、アメリカン航空(AAL/AA)が運航していたエアバスA330-300型機の退役機を取得したと現地時間8月17日に発表した。機体を解体し、部品取りとして再利用する。

アメリカン航空のA330-300=PHOTO: David Velupillai/Airbus

 取得したアメリカンのA330は4機で、2020年に退役した機体。VASは機体を解体し、同社の顧客となっている航空各社に提供する。

 このほか、A330に搭載する米プラット&ホイットニー製エンジン「PW4168」も11基取得した。VASはエンジンをパートナー企業のSR Technics(スイス)に預け、再利用への可能性を探る。

 VASは米フロリダ州ボカラトンに本社を置き、機体やエンジンなど航空機部品の調達・販売を手掛けている。

関連リンク
VAS Aero Services [1]
SR Technics [2]
アメリカン航空 [3]

機齢12年の777-300ER、部品取りに GE系が解体進める [4](20年8月21日)