エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2022年3月23日 20:09 JST

ANA、羽田-仙台臨時便31日まで 1日5往復、一部便に787

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 全日本空輸(ANA/NH)は3月23日、定期便を運航していない羽田-仙台間の臨時便を31日まで設定すると発表した。福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線が一部運休しているため。発表済みのものも含め25日以降は31日まで1日5往復ずつ運航し、一部便にボーイング787-8型機を投入する。

羽田-仙台間の臨時便を継続するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新たに運航が決まった羽田-仙台間の臨時便は27日から31日までの5日間で、各日5往復ずつ設定。羽田からは午前7時15分発のNH1501便から午後6時15分発のNH1509便まで、仙台からは午前8時55分発のNH1502便から午後8時発のNH1510便まで、それぞれ5便ずつ運航する。

 機材は5日間とも、1往復目のNH1501/1502便と4往復目のNH1507/1508便が737-800(2クラス166席)、2往復目のNH1503/1504便と3往復目のNH1505/1506便は767-300ER(2クラス202席)を使用する。

 最終便のNH1509/1510便のみ、日にちにより機材が異なる。27日と28日は787-8の中距離国際線仕様機(78R、2クラス240席)を、29日から31日までは767-300(76P、2クラス270席)を投入する。

 JR東日本は地震の影響で脱線した東北新幹線について、22日に一部区間で運転を再開。現在は郡山-一関間で運転を見合わせている。不通区間のうち郡山-福島間を4月2日ごろ、仙台-一ノ関間は4日ごろの運転再開を計画しており、20日前後の全線再開を目指す。

臨時便の運航スケジュール(3/27-31)
羽田→仙台
NH1501 羽田(07:15)→仙台(08:15)機材:737-800
NH1503 羽田(09:15)→仙台(10:15)機材:767-300ER
NH1505 羽田(12:40)→仙台(13:40)機材:767-300ER
NH1507 羽田(14:15)→仙台(15:15)機材:737-800
NH1509 羽田(18:15)→仙台(19:15)機材:787-8(27-28)、767-300(29-31)

仙台→羽田
NH1502 仙台(08:55)→羽田(09:55)機材:737-800
NH1504 仙台(11:00)→羽田(12:00)機材:767-300ER
NH1506 仙台(14:30)→羽田(15:30)機材:767-300ER
NH1508 仙台(16:00)→羽田(17:00)機材:737-800
NH1510 仙台(20:00)→羽田(21:00)機材:787-8(27-28)、767-300(29-31)

関連リンク
地震情報(気象庁)
気象庁
運航の見通し(ANA)
運航の見通し(JAL)

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