エアライン, 空港 — 2022年3月22日 21:53 JST

JAL、3/31まで東北臨時便 羽田-仙台は1日4往復

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 日本航空(JAL/JL、9201)は3月22日、東北方面の臨時便の運航継続が31日まで決まったと発表した。16日夜に起きた地震による東北新幹線の一部運休に伴うもの。また、23日から26日までは24日を除き臨時便を追加設定した。

羽田-仙台など東北方面の臨時便運航を継続するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 夏ダイヤ初日の27日から31日までの期間中、新たに設定する臨時便は定期便を運航していない羽田-仙台間で、朝・昼・夕・夜の1日当たり4往復8便運航。機材はボーイング737-800型機の国際線仕様機(2クラス144席:ビジネス12席、エコノミー132席)で、29と30日の一部便は国内線仕様機(2クラス165席:クラスJ 20席、普通席145席)を投入する。

 24日を除く23日から26日までの追加臨時便は、23日は羽田-仙台間を2往復4便、25日は羽田-三沢線と伊丹-花巻線を各1往復2便、26日は伊丹-花巻線を1往復2便となる。

 追加後の臨時便の便数は、23日が4路線7往復14便、24日が4路線6往復12便、25日が5路線9往復18便、26日が4路線8往復16便となる。23日は羽田-仙台を3往復、羽田-花巻を2往復、羽田-山形と伊丹-花巻を各1往復。24日は羽田-仙台と羽田-花巻が各2往復、羽田-山形と伊丹-花巻を各1往復。25日は羽田-仙台を4往復、羽田-花巻を2往復、羽田-山形と三沢、伊丹-花巻を各1往復。26日は羽田-仙台を4往復、羽田-花巻を2往復、羽田-山形と伊丹-花巻を各1往復運航する。

 追加臨時便の機材は、羽田-仙台が737-800(2クラス165席)とグループのジェイエア(JAR/XM)が運航するエンブラエル190(E190)型機(2クラス95席)、羽田-三沢が737-800(2クラス165席)、伊丹-花巻はE170(1クラス76席)を使用する。

 JR東日本(9020)は地震の影響で脱線した東北新幹線について、22日に一部区間で運転を再開。現在の運転区間は東京-郡山間と一ノ関-新函館北斗間で、郡山-一関間は運転を見合わせている。不通区間のうち、郡山-福島間を4月2日ごろ、仙台-一ノ関間は4日ごろの再開を計画しており、全線再開はゴールデンウイーク前の20日前後を目指す。

3/27-31の臨時便運航スケジュール
羽田→仙台
JL4591 羽田(07:00)→仙台(08:05)
JL4751 羽田(12:10)→仙台(13:10)
JL4721 羽田(15:55)→仙台(16:55)
JL4723 羽田(18:10)→仙台(19:10)

仙台→羽田
JL4592 仙台(08:45)→羽田(09:55)
JL4752 仙台(13:50)→羽田(14:55)
JL4722 仙台(17:35)→羽田(18:40)
JL4724 仙台(19:50)→羽田(20:55)

関連リンク
東北方面への臨時便設定について(JAL)
運航の見通し(JAL)
日本航空

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