エアライン, ボーイング, 機体 — 2021年10月28日 16:50 JST

JAL、70周年でクラスJ新品シート販売 ジャンボ大型模型も

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 日本航空(JAL/JL、9201)は10月28日、創立70周年を記念して航空機の新品シートや模型、整備士が手作りした商品などを販売する特設サイトを開設した。2022年3月末までの限定で、ボーイング777-300型機に搭載予定だったクラスJシートの未使用新品などが並ぶ。

JALが販売する未使用新品の777-300用クラスJシート(同社提供)

 特設サイトは、航空機の座席や過去の貴重なアイテムを揃えた「AUTHENTIC」、航空機の部品や採用されている素材などから整備士が1点ずつ製作した「CRAFTSMANSHIP」、復刻版グッズなどを集めた「MEMORIAL GOODS」の3カテゴリに分けて、70周年記念アイテムを販売する。

 「AUTHENTIC」では、今年3月で退役となった777-300に搭載予定だったクラスJシートを、2席1ユニット70万円(税込み)で販売予定。11月下旬の販売開始を予定している。777-300は当初計画ではクラスJシートを積み換え、当面運航予定だったが、日米で起きたエンジントラブルなどの影響により退役が前倒しになり、搭載予定だったシートが余剰になった。

JALが販売する747-100初号機の1/25模型(同社提供)

 モデルプレーンは、「ジャンボジェット」の愛称で親しまれた747-100の初号機(登録記号JA8101)の1/25スケール大型模型(70万円)や、合併前の日本エアシステム(JAS)の777-200(JA8977、5万円)などで、1点のみの販売になる。747の模型は、客室内のシートや内装も再現されている。

 「CRAFTSMANSHIP」はマイルによる特典交換のみで、丸形チタンキーホルダー(3000マイル)やステンレス鋼を加工した盃(10万マイル)などを用意する。また、「MEMORIAL GOODS」は「復刻柄 法被」(6380円)などをそろえる。

 JALは70年前の1951年8月1日設立。2カ月後の同年10月25日に戦後初の民間による国内線として羽田-伊丹-福岡線の運航を始めたが、当時は敗戦により国内の航空会社による運航が認められていなかったため、米ノースウエスト航空に運航を委託してのスタートとなった。自社による国内線の定期運航は、1952年10月に開始した。

JALが販売する未使用新品の777-300用クラスJシート(同社提供)

JALが販売する747-100初号機の1/25模型(同社提供)

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70周年記念アイテム販売(JAL)
日本航空

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【お知らせ】
タイトルをYahoo!ニュース配信記事と統一しました。(21年10月28日 17:11 JST)

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