エアバス, 企業, 官公庁, 機体 — 2021年6月11日 19:45 JST

エアバスとサフランら、100%代替燃料でA320neo飛行調査 年末に開始

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 エアバスは現地時間6月10日、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)を100%使用した飛行調査を開始すると発表した。サフランとダッソー・アビエーションのほか、仏国立航空宇宙研究所(ONERA)と運輸省も参画し、今年末に始める。飛行調査ではA320neoを使用し、エンジンと燃料システムを分析する。また、ヘリコプターのエンジンとの適合性も確認する。

代替燃料を100%使用する飛行調査に投入するA320neo=PHOTO: A. Doumenjou, master films/Airbus

 飛行調査に使用するA320neoには、CFMインターナショナル製のエンジン「LEAP-1A」を搭載。SAFが地上や飛行中にどの程度影響するかを検証する。サフランは民間機とヘリコプター用の燃料システムとエンジンの適合性、ダッソーはSAFと機器の適合性を調査する。

 今回の飛行調査で使用するSAFは、トタルが提供する。

 SAFは従来「バイオ燃料」と呼ばれていたもの。これまでの植物油などに加え、さまざまな原料から製造されるようになり、IATA(国際航空運送協会)が呼称を改めた。

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