エアバス, エアライン, 機体 — 2013年6月20日 23:30 JST

スカイマーク、A330シミュレーター8月稼働へ

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 スカイマーク(SKY、9204)は6月20日、2014年1月に初号機を受領予定のエアバスA330-300型機用フルフライト・シミュレーター(FFS)を、今年8月から稼働させることを明らかにした。

スカイマークのA330用フルフライト・シミュレーター=6月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 FFSはカナダCAE社製。SKYによると、国土交通省航空局(JCAB)による最終的な承認は7月になる見込みで、8月から運航乗務員の訓練に使用するという。それまでは仏トゥールーズのエアバス本社で訓練を行う。

 今後A380用FFSを11月に1機設置予定。現在同社訓練センターにあるボーイング737-800型機のFFSは、14年1月から本社への移設を開始し、1機目は3月ごろ、2機目は6月ごろに終える計画を進めている。

 A330は3月下旬から福岡線を皮切りに羽田発着の幹線に投入。271席全席が上級クラス「グリーンシート」(仮称)で、JALの「クラスJ」と同等のシートピッチとなる。14年1月から15年にかけて計10機を受領予定。

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