エアライン, 空港 — 2021年1月28日 16:59 JST

JAL、2-4月国際線減便率75%超 中部-ダラスは臨時便

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 日本航空(JAL/JL、9201)は1月28日、国際線の追加減便を発表した。2月1日から4月15日までが対象で、今回10路線848便の減便追加により、減便率は2月が78%、3月は77%、4月は75%となる。一方、中部-ダラス間の臨時便を3月に運航し、赴任や帰任する利用者の需要に応える。

4月までの国際線を追加減便したJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今回の発表のうち、2月は羽田-シドニー線のJL51/52便を1日から14日まで週2往復運航し、羽田発は毎週月曜と土曜に運航する。中旬以降は調整中で、成田-メルボルン線は運休継続が決まった。

 3月はソウル線と釜山線を引き続き運休。21日から4月15日までのハワイ・グアム方面は、羽田-ホノルル線のJL74/73便を週1往復運航を継続し、成田-コナ線とグアム線は運休を継続する。

 ダラス臨時便は、中部発を3月12日、ダラス発を13日と20日に運航。ダラス行きJL8014便は中部を正午に出発し、午前8時30分に着く。中部行きJL8013便は、13日が午後0時25分発、20日が午後1時25分発で、両日とも翌日午後5時50分に中部へ到着する。

 今回の追加減便で、2月は計画60路線すべてが対象となり、3469便が運休。3月は60路線のうち58路線が対象で3716便が、4月1日から15日は60路線の中で56路線が対象となり、1642便を減便する。

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