エアライン, ボーイング, 機体 — 2019年11月19日 16:10 JST

737MAX、サンエクスプレスが追加発注 社名公表は事故後初

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボーイングは現地時間11月18日、トルコのサンエクスプレス(SXS/XQ)が保持していた737 MAX 8の10機分のオプションについて、行使したと発表した。カタログ価格で総額12億ドル(約1303億4400万円)。今年3月の737 MAX墜落事故以降、同型機の発注で社名が明らかになったのは初めて。

サンエクスプレスの737 MAX 8のイメージイラスト(ボーイング提供)

 サンエクスプレスはこれまで、737 MAXを32機発注済み。今回のオプション行使により、発注量は42機に拡大した。同社は現在、737-800を65機、エアバスA330-200型機を7機保有している。

 737 MAXの事故は、これまでに2件発生している。2018年10月には、インドネシアのライオン・エア(LNI/JT)のジャカルタ発パンカルピナン行きJT610便(737 MAX 8、登録記号PK-LQP)が、今年3月には、エチオピア航空(ETH/ET)のアディスアベバ発ナイロビ行きET302便(737 MAX 8、ET-AVJ)が、それぞれ墜落した。

 ボーイングの10月末時点での発注リストによると、2度目の墜落となった3月10日以降、737 MAXは3顧客から計6機受注している。いずれも匿名顧客やビジネスジェットを発注した北米のVIP顧客で、具体的な社名は明らかになっていない。

 引き渡しは、事故発生翌日の11日に米航空機リース会社アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)へ引き渡した1機以降、納入なしの状態が続いている。

関連リンク
SunExpress
Boeing
ボーイング・ジャパン

737MAX、12月納入再開も 運航再開20年1月目指す(19年11月12日)
ボーイングの19年7-9月期、737MAX納入停止で純利益51%減 777X初納入は21年、787は減産(19年11月4日)
ボーイング、民間機部門社長にディール氏 737MAX運航再開目指す(19年10月23日)
777X、20年初の初飛行「エンジン開発が決め手」 NMAは220-270席級に(19年10月9日)
737 MAXの運航再開、10-12月期目指す マレンバーグCEOが改めて示唆(19年9月12日)
ボーイング、737MAXの補償49億ドル 運航再開は10月以降に(19年7月19日)
ボーイング19年7-9月期、納入・受注6割減 737 MAX事故影響続く(19年10月9日)
ボーイング、最終赤字29億ドル 19年4-6月期、737MAX納入停止で(19年7月28日)
ボーイング、トルコのサンエクスプレスから737 MAXなど最大50機受注(14年2月22日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post