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アメリカン航空（AAL/AA）は2020年夏ダイヤが始まる3月29日から、羽田への路線を拡張する。羽田空港の国際線発着枠を新たに2枠獲得したことによるもので、既存のロサンゼルス線を増便するほか、ダラスからも乗り入れる。
20年3月の増枠で羽田路線を拡張するアメリカン航空＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
アメリカン航空は現在、成田に3路線を就航。ダラス線を1日2往復、ロサンゼルス線を1日1往復、シカゴ線を週3往復運航している。羽田拡張後の成田路線について、同社の此木功・日本地区法人営業部長は10月29日、「今のところ変更はない」と述べた。現状どおり運航した場合、夏ダイヤではダラス－成田線は1日2往復、ロサンゼルス線は1日1往復、シカゴ線は週3往復となる見込み。
ダラス－羽田線は1日1往復で、羽田行きAA175便はダラスを午後0時20分に出発し、翌日午後3時55分に到着。ダラス行きAA176便は午後6時15分に羽田を出発し、午後4時20分に到着する。
機材はボーイング777-300ERを投入する。座席数は4クラス304席で、ファースト8席、ビジネス52席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー216席。エコノミーのうち28席は、足もとの広い「メインキャビン・エクストラ」となる。
ロサンゼルス－羽田線は、現在1日1往復を運航。増便後は1日2往復となる。増便分の運航スケジュールは、羽田行きAA169便はロサンゼルスを午前0時55分に出発し、翌日午前4時55分に到着する。ロサンゼルス行きAA170便は、午前11時55分に出発し、午前6時10分に着く。
機材は787-9を投入。座席数は3クラス285席で、ビジネス30席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー234席。エコノミーのうち34席はメインキャビン・エクストラとなる。
運航スケジュール
ダラス－羽田
AA175 ダラス（12:20）→羽田（翌日15:55）
AA176 羽田（18:15）→ダラス（16:20）
ロサンゼルス－羽田
AA169 ロサンゼルス（00:55）→羽田（翌日04:55）
AA170 羽田（11:55）→ロサンゼルス（06:10）
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