エアライン, 需要, 需要実績 — 2019年6月20日 19:44 JST

ピーチ、累計3000万人到達 7年3カ月で

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のピーチ・アビエーション(APJ/MM)は6月20日に、累計搭乗者数が3000万人に到達した。2012年3月の就航から7年3カ月での達成で、国内LCCの3000万人突破は5月13日に達したジェットスター・ジャパン(JJP/GK)に続き、2社目となった。

累計搭乗者数が3000万人に到達したピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ピーチは2012年3月1日に、関西空港を拠点に札幌線と福岡線の2路線でスタート。3機のエアバスA320型機(1クラス180席)で運航を始めた。就航約9カ月後の同年11月29日に搭乗者数が100万人に達し、500万人は2014年4月28日、1000万人は2015年8月6日に突破した。

 2017年8月20日には累計2000万人を突破。3000万人までの1000万人を、1年10カ月で積み上げた。

 現在は国際線17路線と国内線16路線の計33線を運航している。今年度末をめどに、同じくANAHD傘下のバニラエア(VNL/JW)を吸収。路線の移管が進むなど、統合に向けた動きを加速している。

関連リンク
ピーチ・アビエーション

ピーチの累計旅客数
ピーチ、2000万人突破 就航から5年5カ月 片道2000円セール(17年8月21日)
ピーチ、国際線の搭乗者500万人 4年7カ月で(16年12月6日)
ピーチ「1000万人、おおきにー」 達成便で機内イベント(15年8月6日)
ピーチ、累計搭乗者数500万人 2年2カ月で(14年4月28日)
ピーチ、100万人突破 全国内線1000円の記念セールも(12年11月29日)

バニラとの統合進むピーチ
ピーチ、成田にオペレーションセンター開設へ 冬ダイヤで拠点化(19年6月1日)
ピーチ、初のバニラ移管路線 成田-那覇、2年3カ月ぶり再就航(19年6月1日)
ピーチ、成田拠点化へ 冬ダイヤ、バニラ吸収で路線増(19年4月18日)
バニラのA320、ピーチへ移管開始 改修初号機が離日(19年4月12日)
バニラエア、函館撤退 ピーチへの統合開始(19年3月30日)
ピーチ、バニラと”結婚式” なんばで就航7周年祭、ファンイベント初開催(19年3月1日)

特集・井上CEOに聞くピーチ/バニラ統合
後編 「ワイドボディー導入も検討」(18年12月30日)
前編 「成田は中期的に拡大」(18年12月28日)

ジェットスターは5月に3000万人
ジェットスター・ジャパン、累計3000万人 片岡社長「国内線シェアで首位維持」(19年5月14日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post