エアライン, 官公庁 — 2018年11月19日 17:09 JST

中国南方航空、北京新空港拠点の新会社設立

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 CAAC(中国民用航空局)は、中国南方航空(CSN/CZ)が申請していた新会社「中国南方航空雄安航空」の設立を承認すると現地時間11月15日に発表した。2019年に開港予定の北京大興国際空港を拠点とし、エアバスA320ファミリーを使って中国国内線を運航する。

北京を拠点とする新会社を設立する中国南方航空=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 CAACによると、新会社は中国南方航空の100%子会社で、資本金は100億元。中国国内の旅客と貨物輸送事業に対する認可を得た。パイロットや整備士などは、設立当初は中国南方からの出向で、IATA(国際航空運送協会)の2レターコードは中国南方のCZを使用する。

 親会社の中国南方は広州が拠点で、北京大興空港の開港後は広州と2拠点体制を目指すとみられる。日本へは現在、羽田と成田、関西、中部、新潟、富山の6空港へ就航している。

 また、航空連合「スカイチーム」から12月31日をもって脱退することから、中国南方への出資やコードシェア提携などを進めるアメリカン航空(AAL/AA)が加盟する「ワンワールド」に加わるとの見方も出ている。

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