エアライン, 機体 — 2017年8月21日 12:10 JST

ネパールのシュリー航空、CRJ就航 初号機は元ジェイエア機

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボンバルディアは、ネパール最大のヘリコプター運航会社シュリー航空(SHA)が、リージョナルジェット機CRJを就航させたことを明らかにした。

ネパールのシュリー航空が運航するCRJ200(ボンバルディア提供)

 シュリーはCRJ200を2機とCRJ700を1機導入。8月11日から最初のCRJ200(登録番号9N-AMC)の運航を始めた。

 同機は、日本航空(JAL/JL、9201)グループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が運航していたCRJ200の4号機(JA204J)だった機体。今年4月に引き渡された。

 メーカー標準座席数は、CRJ200が1クラス50席、CRJ700が同74席。CRJシリーズのうち、CRJ200はすでに生産を完了しており、現行機種はCRJ700のほか、CRJ900(1クラス88席)とCRJ1000(同100席)となっている。

 日本の航空会社でCRJを運航しているのは、ジェイエアと、仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ(IBEX、IBX/FW)の2社。ジェイエアの機材はCRJ200で、今年度内に退役を予定している。アイベックスはCRJ200とCRJ700を運航しているが、CRJ200は今年度内に退役させてCRJ700に統一する。

関連リンク
Shree Airlines
Bombardier

ジェイエア
熊本便で退役したCRJ初号機 写真特集・ジェイエア成長支えた16年選手(16年6月24日)
ジェイエア、CRJ初号機が離日 初の退役機(16年6月23日)

IBEX
IBEX、19年度に売上175億円 17-19年度中期計画、CRJ200退役(17年5月2日)
アイベックスCRJ200、17年度内に全退役 CRJ700に統一(17年1月20日)