ボーイング, 官公庁, 機体 — 2015年4月28日 21:42 JST

政府専用機、新デザイン決定

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 政府の政府専用機検討委員会は4月28日、2019年度に導入予定の次期政府専用機のデザインを発表した。

 新デザインのコンセプトは日章旗。白い機体をベースに、赤い曲線を側面に描く。上面から見ると、赤いラインが尾部に向けてV字状に描かれている。国名は前から2番目のドア(L2/R2ドア)上部に記される。

 次期政府専用機の機体は、現在のボーイング747-400型機から同社の777-300ERに変わる。整備の委託先も、日本航空(JAL/JL、9201)に変わって、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が受け持つ。

 政府は、デザインの詳細部分について変更する可能性があるとしているが、今回発表のものが決定したデザインだと明記している。

次期政府専用機の決定デザイン(内閣官房の資料から)

次期政府専用機の決定デザイン(内閣官房の資料から)

次期政府専用機の決定デザイン三面図(内閣官房の資料から)

関連リンク
内閣官房
防衛省
ANAホールディングス
全日本空輸
Boeing
ボーイング・ジャパン

ANA、整備部門に政府専用機導入準備室(16年9月30日)
次期政府専用機、777-300ERに正式決定 ANAが整備教育(14年8月12日)
ANA、777-9XとA321neoなど70機正式発注 16年度から受領(14年7月31日)