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政府専用機、新デザイン決定

 政府の政府専用機検討委員会は4月28日、2019年度に導入予定の次期政府専用機のデザインを発表した。

 新デザインのコンセプトは日章旗。白い機体をベースに、赤い曲線を側面に描く。上面から見ると、赤いラインが尾部に向けてV字状に描かれている。国名は前から2番目のドア(L2/R2ドア)上部に記される。

 次期政府専用機の機体は、現在のボーイング747-400型機から同社の777-300ERに変わる。整備の委託先も、日本航空(JAL/JL、9201)に変わって、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が受け持つ。

 政府は、デザインの詳細部分について変更する可能性があるとしているが、今回発表のものが決定したデザインだと明記している。

次期政府専用機の決定デザイン(内閣官房の資料から)

次期政府専用機の決定デザイン(内閣官房の資料から)

次期政府専用機の決定デザイン三面図(内閣官房の資料から)

関連リンク
内閣官房 [1]
防衛省 [2]
ANAホールディングス [3]
全日本空輸 [4]
Boeing [5]
ボーイング・ジャパン [6]

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次期政府専用機、777-300ERに正式決定 ANAが整備教育 [8](14年8月12日)
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