エアバス, エアライン, 企業, 機体, 空港 — 2021年5月17日 19:26 JST

ANA A380チャーター、エコノミー全席先着販売 セブン子会社

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 セブン&アイグループのセブンカルチャーネットワーク(千代田区)は5月17日、全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」による遊覧飛行のエコノミークラス全席の販売を20日に先着順で始めると発表した。成田空港発着で、7月31日に運航する。

成田空港を離陸するANAのA380=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1人あたりの旅行代金は、窓側4万3000円、翼上の窓側席4万1000円、通路側3万8000円。旅行予約サイト「セブン旅倶楽部」で、20日午前10時から先着順で受け付ける。遊覧飛行は3時間30分を予定している。

 ハワイ路線で提供しているメニューをアレンジした機内食と、非売品の「HONUリュック」などをお土産として用意する。

 FLYING HONUは「空飛ぶウミガメ」を意味し、成田-ホノルル線に投入しているが、現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で定期便の運航から離脱している。A380は総2階建ての超大型機で、座席数は4クラス520席。ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席で、エコノミークラスが1階、残りのクラスは2階となる。

A380のエコノミークラス前方席を紹介するANAの客室乗務員=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

A380のエコノミークラスを紹介するANAの客室乗務員=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 7月31日のチャーターは、セブン&アイグループで電子マネー「nanaco」を手掛けるセブン・カードサービス(千代田区)がファーストとビジネス、プレミアムエコノミーの座席を抽選でプレゼントするキャンペーンを展開している。

 セブンカルチャーネットワークによると、持ち株会社のセブン&アイ・ホールディングス(3382)とANAが、マイルとnanacoポイントの交換を行っていたり、緊急時の物資輸送契約を結んでいることから、エコノミークラス全席の受託販売を実施するという。

関連リンク
ANA FLYING HONU チャーターフライト(セブンカルチャーネットワーク)
全日本空輸

2階席は抽選
nanaco会員向けA380遊覧飛行 7月運航、セブンがキャンペーン(21年5月13日)

遊覧飛行の様子
ANA、関空初のA380遊覧飛行 機内照明はハワイの虹イメージ(21年4月17日)

写真特集・ANA A380 FLYING HONUの機内
(1)個室ファーストクラスでプライバシー確保(19年5月21日)
(2)ペアシートもあるビジネスクラス(19年5月22日)
(3)2階後方にゆったりプレエコ(19年5月23日)
(4)カウチシートもあるエコノミー(19年5月24日)

ホノルル空撮 初号機と2号機の2機並び
【空撮】空飛ぶウミガメ、ホノルルに2機揃い踏み ANAのA380、週10往復に(19年7月3日)

4K動画(YouTube Aviation Wireチャンネル
【4K】ANA A380 成田離陸 Early Christmas Flight