セブン&アイグループのセブンカルチャーネットワーク(千代田区)は5月17日、全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」による遊覧飛行のエコノミークラス全席の販売を20日に先着順で始めると発表した。成田空港発着で、7月31日に運航する。
1人あたりの旅行代金は、窓側4万3000円、翼上の窓側席4万1000円、通路側3万8000円。旅行予約サイト「セブン旅倶楽部」で、20日午前10時から先着順で受け付ける。遊覧飛行は3時間30分を予定している。
ハワイ路線で提供しているメニューをアレンジした機内食と、非売品の「HONUリュック」などをお土産として用意する。
FLYING HONUは「空飛ぶウミガメ」を意味し、成田-ホノルル線に投入しているが、現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で定期便の運航から離脱している。A380は総2階建ての超大型機で、座席数は4クラス520席。ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席で、エコノミークラスが1階、残りのクラスは2階となる。
7月31日のチャーターは、セブン&アイグループで電子マネー「nanaco」を手掛けるセブン・カードサービス(千代田区)がファーストとビジネス、プレミアムエコノミーの座席を抽選でプレゼントするキャンペーンを展開している。
セブンカルチャーネットワークによると、持ち株会社のセブン&アイ・ホールディングス(3382)とANAが、マイルとnanacoポイントの交換を行っていたり、緊急時の物資輸送契約を結んでいることから、エコノミークラス全席の受託販売を実施するという。
関連リンク
ANA FLYING HONU チャーターフライト [1](セブンカルチャーネットワーク)
全日本空輸 [2]
2階席は抽選
・nanaco会員向けA380遊覧飛行 7月運航、セブンがキャンペーン [3](21年5月13日)
遊覧飛行の様子
・ANA、関空初のA380遊覧飛行 機内照明はハワイの虹イメージ [4](21年4月17日)
写真特集・ANA A380 FLYING HONUの機内
(1)個室ファーストクラスでプライバシー確保 [5](19年5月21日)
(2)ペアシートもあるビジネスクラス [6](19年5月22日)
(3)2階後方にゆったりプレエコ [7](19年5月23日)
(4)カウチシートもあるエコノミー [8](19年5月24日)
ホノルル空撮 初号機と2号機の2機並び
・【空撮】空飛ぶウミガメ、ホノルルに2機揃い踏み ANAのA380、週10往復に [9](19年7月3日)
4K動画(YouTube Aviation Wireチャンネル [10])
・【4K】ANA A380 成田離陸 Early Christmas Flight [11]