エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年7月4日 22:00 JST

ANA、787-9に中距離国際線仕様 8月上旬就航

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 全日本空輸(ANA/NH)は7月4日、ボーイング787-9型機の中距離国際線仕様機を新たに導入すると発表した。今月下旬に引き渡される機体(登録予定番号JA879A)が同仕様の初号機となる。

中距離国際線仕様が加わるANAの787-9=15年5月 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

ANAの787-9の国際線ビジネスクラス(写真は長距離線仕様機)=15年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今回受領する機体は、8月上旬から羽田-シンガポール線に就航し、8月下旬に羽田-香港線へ投入。その後は羽田発着のバンコク線などにも投入を計画している。

 座席数は246席で、ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席。すでに就航している長距離国際線仕様の215席(ビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー146席)と比べ、ビジネスが8席、プレミアムエコノミーが7席減るのに対し、エコノミーは46席増える。

 シートは長距離国際線仕様と同一。ビジネスはフルフラットシートで、スタッガード配列(1-2-1席)を採用し、プレミアムエコノミーは横1列7席(2-3-2席)、エコノミークラスは同9席(3-3-3席)となる。

 全クラス共通サービスとして、長距離国際線仕様と同じく各席の個人用モニターでテレビ番組をリアルタイムに視聴できるサービス「ANA SKY LIVE TV」を導入。有料の機内インターネット接続サービス「ANA WiFi サービス」も提供する。

 ANAは787のローンチカスタマー。初号機となる787-8の中距離国際線仕様機(登録番号JA801A)を、2011年9月25日に受領した。現在は標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注済みで、787の発注数としては世界最多となる。これまでに787-8を36機、787-9を11機の計47機を受領済み。

 同社初の787-9となる国内線仕様機(登録番号JA830A)を、2014年7月に受領。長距離国際線仕様の初号機(登録番号JA836A)は、2015年4月に受領している。中距離国際線仕様の登場で、ANAの787-9は3仕様となる。

ANAの787-9中距離国際線仕様シート配列(同社資料から)

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【お知らせ】
ANAより中距離国際線仕様機とファンボロー航空ショーで展示飛行に使う機材が別であるとの連絡を受けました。これに伴い、1段落目記載の登録予定番号を初出時のJA880AからJA879Aに、初出時6段目を削除しました。また、機材写真も弊紙撮影のものに変更いたしました。(16年7月5日 09:57 JST)