エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2016年6月13日 23:30 JST

恋人同士や家族連れも使いやすく 写真特集・JALスカイスイート777(プレエコ・エコノミー編)

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 ビジネスクラスに新シートを導入した、日本航空(JAL/JL、9201)のボーイング777-200ER型機の国際線新仕様機「スカイスイート777」。東南アジアやハワイなど中距離路線に投入する機材で、6月18日から羽田-バンコク線(JL031/034便)に就航し、年明けからはホノルル路線にも投入する。

 そして、友達同士や家族連れなど、さまざまなグループに対応できるよう3-4-2配列を取り入れたエコノミークラスも特徴だ。

友達同士や家族連れなどさまざまなグループに対応できるよう左から3-4-2配列にしたJALスカイスイート777のエコノミークラス=16年6月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

777-200ERのスカイスイート777仕様初号機となったJA701J=16年6月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALは777-200ERを11機保有しており、東南アジアやハワイなど国際線中距離路線に投入。18日に初号機(登録番号JA701J)が就航後、2017年度内に全機の改修を終える。

 座席数は3クラス236席で、ビジネスクラス「スカイスイートIII」が42席、プレミアムエコノミー「スカイプレミアム」が40席、エコノミー「スカイワイダー」が154席。現行の3クラス仕様機の245席と比べると総座席数は9席少なく、ビジネスを14席減らし、エコノミーを5席増やした。

 ビジネスクラス編に続き、今回の写真特集はプレミアムエコノミーとエコノミーの各シート、ビジネスクラスのバーカウンターやラバトリー(化粧室)、ギャレー(厨房設備)を取り上げる。

—記事の概要—
前席が気にならないプレエコ
通路へ出入りしやすい3-4-2エコノミー
写真37枚

前席が気にならないプレエコ

 新設となるプレミアムエコノミークラスのシート「スカイプレミアム」は、横8席の2-4-2配列。機能やデザインは777-300ER用のものと同一仕様で、前席の背もたれが倒れてこない「フィックスド・バック構造」を採用した。

前席の背もたれが倒れない構造を取り入れたJALスカイスイート777のプレミアムエコノミークラス=16年6月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シートピッチは42インチ(約106.7センチ)で、座席幅は19インチ(約48.3センチ)、個人モニターは12.1インチ(最前列のみ10.6インチ)となる。シートメーカーは、ゾディアック・シート・フランス。

 初期のビジネスクラスのようなゆとりを持たせ、電源コンセントと充電用USB端子を設けた。

通路へ出入りしやすい3-4-2エコノミー

 エコノミークラスのシート「スカイワイダー」は、横9席の3-4-2配列。夫婦や恋人同士、家族連れなど、さまざまな乗客のニーズに合わせ、各席から通路へ出入りしやすい配列を取り入れた。

友達同士や家族連れなどさまざまなグループに対応できるよう左から3-4-2配列にしたJALスカイスイート777のエコノミークラス=16年6月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シートピッチは33から34インチ(約83.8から86.4センチ)。アームレスト間のシート幅は18.5インチ(47センチ)、タッチパネル式個人モニターは10.6インチ(最前列のみ8.9インチ)のものを導入した。シートメーカーは独ZIM。

 従来のシートより約3センチ薄型化。シートピッチを従来の31インチ(約79センチ)から最大3インチ(約7.6センチ)広げ、足もとスペースを最大10センチ拡大した。軽量化により、燃料消費量の抑制につなげている。

 小物を入れるネットも形状を改良。エコノミークラスでも、パスポートやメガネ、スマートフォンなどを分けてしまえるようにした。また、電源コンセントと充電用USB端子も備えている。

 各席のIFE(機内エンターテインメントシステム)は、最新の「MAGIC-VI」を導入。仏タレス製のシステムで、映画やビデオ、音楽など300以上のプログラムが楽しめる。モニターに触れた状態で指を滑らせる「スワイプ操作」に対応している。

 また、無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」も提供。米パナソニックアビオニクス製の航空機内インターネット接続サービス「eXConnect」を採用した。

 投入路線は羽田-バンコク線を皮切りに、8月から羽田-シンガポール線、年明け2017年初から羽田-ホノルル線と関西-ホノルル線、同年春からは成田-ホノルル線、中部-ホノルル線にも投入を予定している。時刻表の表記は「SS2」で、長距離路線用777-300ERの「SS7」と区別する。

運航スケジュール
JL031 羽田(11:20)→バンコク(15:40)
JL034 バンコク(21:55)→羽田(翌日06:05)
*火曜のみ座席仕様の異なる機材で運航

*写真は37枚。
*ビジネスクラス編はこちら
*初便の記事はこちら

前席の背もたれが倒れない構造を取り入れたJALスカイスイート777のプレミアムエコノミークラス=16年6月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

2-4-2席配列を取り入れたJALスカイスイート777のプレミアムエコノミークラス=16年6月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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