静岡県とANAホールディングス(9202)は6月4日、包括連携協定を締結した。
世界遺産に認定された富士山など地域の魅力発信や、スポーツを通じた交流を促進していく。協定に基づき、機内やラウンジで静岡県産品の提供や、ASEAN(東南アジア諸国連合)を中心とした世界での共同プロモーション、訪日外国人による静岡空港の利用促進などを進める。
静岡空港は2009年6月4日に開港し、今年で7周年を迎えた。滑走路は2500メートル(RWY12/30)が1本で、運用時間は午前7時30分から午後10時まで。国内線は全日本空輸(ANA/NH)とフジドリームエアラインズ(FDA/JH)が、国際線は中国東方航空(CES/MU)と北京首都航空(CBJ/JD)、チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)とアシアナ航空(AAR/OZ)が乗り入れている。
ANAは札幌(新千歳)線と那覇線を、1日1往復ずつ小型機のボーイング737-800型機(167席)で運航している。2015年度の搭乗実績は、札幌線が搭乗率52.3%(乗客数6万2814人、提供座席数12万120席)、那覇線が搭乗率54.4%(乗客数6万5354人、提供座席数12万159席)と、2路線とも50%台の搭乗率だった。
関連リンク
全日本空輸