エアライン — 2016年3月23日 23:59 JST

ANAのシステム障害、完全復旧 7万2000人影響

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)は3月23日、国内線予約システム「エイブル」で22日に発生したシステム障害について、23日午前4時すぎに不具合が解消されたと発表した。

羽田空港第2ターミナルでANAのカウンターに並ぶ乗客=16年3月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 不具合による欠航便は、22日が国内線146便で約1万8200人に影響、機材繰りにより2便が欠航した23日は、約200人に影響が生じた。22日の遅延便は国内線391便で、約5万3700人に影響が及んだ。

 不具合の原因は現在究明中だが、予約システムを構成する4台のサーバー間で顧客データベースを同期させるシステムに障害が発生したとみて、原因究明を急いでいる。

 ANAのシステム障害は、空港で搭乗手続きなどに使う「空港系システム」が22日午前11時30分ごろ、ウェブサイト上での国内線予約や決済、座席指定、チェックインなどに使う「予約販売系システム」は、午後8時10分ごろ復旧。最後まで残っていた旅行代理店が使用するシステムなどが23日午前4時すぎに復旧した。

関連リンク
全日本空輸

ANAのシステム障害が復旧 顧客DBの同期トラブル 7万人影響、146便欠航(16年3月22日)

【お知らせ】
復旧状況を最終段落に追記しました。(16年3月24日 09:48 JST)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: